咳の病気|せきとぜんそくのクリニック中野駅前院|咳・喘息は専門医による丁寧な診療。中野駅南口徒歩3分|予約受付中

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咳の病気

咳の病気|せきとぜんそくのクリニック中野駅前院|咳・喘息は専門医による丁寧な診療。中野駅南口徒歩3分|予約受付中

気管支喘息(喘息)

気管支喘息は、喘息(ぜんそく)とも言いますが、患者様の気管支の粘膜にアレルギー性の炎症が起こっています。その結果、気管支粘膜がむくんで、気道が狭くなってしまう病気です。喘息患者様の場合、症状がなくても、アレルギー性の炎症や気道狭窄が生じている可能性があります。さらに、通常であれば問題がないような「ほこり」「たばこ」「ストレス」などで気管支の内腔がさらに狭くなって「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった喘鳴や呼吸困難、激しい咳などの症状が出てくることがあります。

咳喘息

慢性の咳の原因として最も多く、日常的によくみられる疾患です。 咳が慢性的に続くことが多く、気管支喘息とは違い、気道がせまくなって「ゼーゼー」という喘鳴の症状はなく、咳だけの症状が特徴です。ちなみに、気管支喘息の亜型とされています。 咳喘息(せきぜんそく)の特徴として、2~3週間以上咳が続き、就寝時から明け方にかけて症状が出やすくなることが多いです。 また、気圧の変化や寒暖差の影響も受けやすく、季節の変わり目など特定の時期に咳が長引いたことがある場合には咳喘息の可能性が考えられます。

アトピー咳嗽

喘息・咳喘息と同様に、慢性的に咳をきたす呼吸器疾患で、咳に対する反応が強くなってしまうことで、咳が出やすい状態になっている疾患です。喘息・咳喘息と同様に、2~3週間以上咳が長引き、夜間から明け方にかけて症状が強くなる特徴があります。さらに、風邪などの呼吸器の感染症や、気圧の変化や寒暖差の影響も受けやすく、「風邪をひいたあとに咳が長引く」、「特定の時期に咳が長引く」など、喘息・咳喘息と同様のエピソードがあることが多いです。ただ、咳喘息とは異なり、喘息への移行はないとされています。また、特徴的な症状として、のどの掻痒感(イガイガ感)を伴う点が挙げられます。

COPD(肺気腫)

COPDは、慢性閉塞性肺疾患の略語で、長引く咳や痰と息切れなどの症状が現れ、日常生活では階段の上り降りなどで呼吸困難があり、徐々に進行する病気です。 日本での原因の多くは喫煙が原因ですが、粉塵などの有害な物質を長期間吸い込み続けることでも発症します。 ご自分が喫煙した場合だけでなく、受動喫煙でもCOPDを発症するので、家族の方が喫煙している方も注意が必要です。

感染後咳嗽

風邪、急性気管支炎などの空気の通り道(気道)の感染症にかかったのち、感染症としての症状がほとんど改善したものの、空咳だけがそれ以降3週間以上長引くとされ、胸部X線写真でも原因がはっきりしないというものを指します。そして、放っておいても自然に良くなってくるという特徴が挙げられます。昔は、「かぜ症候群後咳嗽」という名称で呼ばれていました。咳が長引くことにより、不眠、胸の痛み、不安、抑うつなどを引き起こすこともあります。

胃食道逆流症

胃酸や胃にたまった食べ物などが胃から食道へ逆流し、なんらかの症状や合併症が生じた状態を指します。食道と胃を隔てている筋肉(下部食道括約筋)がうまく機能しなかったり、本来お腹の臓器である胃が、胸のほうに持ち上がったりすること(食道裂孔ヘルニア)で、胃酸が食道へ上がりやすくなります。胃酸が食道の粘膜に炎症を起こすことで、胸やけなどの症状が出ることがあります。

副鼻腔気管支症候群

副鼻腔気管支症候群(SBS)は、上気道(副鼻腔)と下気道(気管支)に同時に慢性的な炎症が起こる病態です。 具体的には、慢性副鼻腔炎を背景として、慢性気管支炎、びまん性気管支拡張症、びまん性汎細気管支炎などの下気道炎症が併発する状態を指します。 湿った(湿性)咳が長期間続くのが特徴で、マクロライド系抗菌薬が効果的とされるため、長引く咳に悩む方の診断の一つとして重要な疾患です。

気管支炎(かぜの咳)

一般的に「かぜ」と呼ばれる症状のなかには、ウイルスや細菌などによって気管支に炎症が起こる「急性気管支炎」が含まれます。 気管支は肺へとつながる空気の通り道です。ここに炎症が起こると、咳や痰が長引いたり、胸のあたりが重く感じたりすることがあります。通常はウイルスが原因となることが多く、適切なケアによって軽快するケースがほとんどです。

気管支拡張症

空気は、口や鼻から気管支という管を通って肺に運ばれます。 気管から分かれた気管支は、肺の中に空気を送り込む通路の役割をしていますが、気管支拡張症は、気管支が通常より広がってしまう病気です。 生まれつきの場合もありますが、幼少期に重度の呼吸器疾患を患って、炎症が続いた結果気管支拡張症を引き起こしてしまうケースも多くみられます。

肺炎

口や鼻から取り込まれた空気は、気管・気管支を通って肺に到達します。 肺の奥には肺胞という酸素と二酸化炭素を交換する組織がありますが、この組織が細菌やウイルスによって炎症を引き起こす状態を「肺炎」といいます。 肺炎は、咳、痰、発熱など風邪と似た症状がありますが、違う疾患です。 大きな違いは感染が起こる場所で、風邪の場合には喉で炎症がありますが、肺炎の場合には肺の感染症です。 風邪と肺炎は別の疾患ですが、上気道の炎症を引き起こしたウイルスや細菌が肺に入り込みやすく、肺炎の引き金になることもあります。 インフルエンザウイルスは、肺炎をきたすこともあります。

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